家での勉強習慣がなかなか定着しない理由と対処法
「宿題をやりなさいと言わないと動かない」
「机には向かうけれど、集中力が続かない」
「毎日少しずつ勉強する習慣をつけさせたい」
こんなお悩みをお持ちの保護者の方はとても多いです。
今回は、「家庭学習の習慣がなかなか定着しない理由」と「その対処法」についてお話しします。
1. 理由その1:目標が“あいまい”
「勉強しなさい」と言っても、子どもにとっては“何をどれだけやるのか”が見えていないことが多いです。
ゴールが見えないと、人はなかなか行動できません。
【対処法】
→ 具体的な勉強メニューを決めておく。
例:「今日は計算ドリル2ページ」「英単語を10個覚える」など。
「時間」ではなく「量」で区切るのがポイントです。
2. 理由その2:成功体験が少ない
勉強に対して「やればできる」という感覚がないと、自発的に取り組もうとしません。
「やっても意味ない」と感じてしまうと、モチベーションが上がりません。
【対処法】
→ 小さな「できた!」を積み重ねる。
簡単な問題から始めて、「自分でもできる!」という実感を持たせることが大切です。
褒めるときは「結果」よりも「努力」に注目してあげましょう。
3. 理由その3:学習環境に集中できる工夫がない
テレビの音やスマホ、ゲームなど、家には気が散るものがたくさんあります。
集中できない環境では、勉強時間だけが過ぎてしまいます。
【対処法】
→ 勉強専用スペースをつくる。
机の上を整理し、スマホは別の部屋に置くなど、集中できる空間を整えてあげましょう。
タイマーで「15分だけ集中」など、時間を区切るのも効果的です。
まとめ
家庭学習の習慣は、「やる気」だけではなかなか定着しません。
環境・目標・達成感の3つを意識して整えていくことが大切です。
Tsuchiya学習塾では、家庭学習の取り組み方やご家庭での声かけのアドバイスも行っています。
勉強習慣づくりでお困りの方は、ぜひ一度「LINEをする」よりご相談ください。