“うちの子、やればできる子なんです”の落とし穴

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「うちの子、やればできるんです。でもやらないんですよね…」
保護者の方からよく聞く言葉です。

この「やればできる子」という評価、実はお子さんの成長を妨げてしまうことがあるのをご存じでしょうか?

今回は、その落とし穴と、保護者としての関わり方のポイントをお伝えします。


1. 「やればできる」は本当か?

「やればできる」と思っている=まだ本気を出していない、と思いがちですが…
実際は「やるための習慣」「やり続ける力」が身についていないケースが多いのです。

つまり、「やればできる」ではなく「やる力が育っていない」のです。

【ポイント】
→ 大切なのは、「結果」よりも「行動」に注目すること。
「ちゃんと取り組んだことを認める」声かけが、次の行動につながります。


2. 自信を育てる“できた経験”の積み重ね

「やればできる」と言われ続けると、子どもは「やらなければ失敗しない」と感じてしまうことがあります。
挑戦せずに逃げ道をつくるクセがついてしまうのです。

【ポイント】
→ 小さな成功体験を積ませて、「やればできる」から「やってできた」に変えていくことが大切です。
「昨日よりも5分長く集中できたね」など、具体的な行動を褒めましょう。


3. 塾ができること

Tsuchiya学習塾では、お子さまの「行動」を見て、そのプロセスを丁寧に認める声かけを大切にしています。
テストの点数だけでなく、「自分で勉強に取り組む姿勢」を育てる指導を行っています。

まとめ

「やればできる子」は、裏を返せば「まだ本気を出していない」と思われがちですが、
実は“やる力”を育てるサポートが必要な状態です。

保護者の方の関わり方次第で、子どもは大きく変わります。
一緒に「やれる子」に育てていきましょう!