最近塾で変えていること

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近場の目標を決めてみる

塾で今日やる勉強の内容を自分で決めさせるそこまではやってたんですけれども、具体的に「何ページから何ページまで」できるかを子供自身に判断させるということを最近やっております。※何回も塾で勉強をするうちに「この生徒だとこのぐらいのペースでここまでやるだろうな」の把握はしている前提です。

なぜこのようにするか・・・今までは中学生なら「定期テスト」、「受験勉強のスケジュール」を考えて、小学生なら「復習や先取りのスピードを考えて」、「これぐらいやった方がいいよね」と私がある意味勝手に決めたんですね。

それを今度は「生徒が自分自身で頭の中で考えて、何ページから何ページまでできるだろうな」とする
目標が定まったことによって「ちゃんと勉強する理由が生まれてきた」気がします。

うまくいかないのでは?

初めは正直うまくいかないだろうなっていうのがありました。
なぜかと言うと「別に1ページだけで終わらせる子」もいれば「どんどん沢山やる子」もいる。
結局点数が上がらないのは「1ページとか2ページとかちょっとだけやる子」です。
※うちは強制はしないので生徒に任せる思想のもとやっております。

その子たちのことを考えた時にどうなんだろうなと思ってたんですけれども、、、意外に生徒に任せる事によって、勉強時間ではなくて目標ページまでやったら帰るようになってくれています。

多分これ良い方向に流れると思ってて・・・でも家庭だと難しいと思います。

なぜか?「第三者との決め事」と「自分の家族との決め事」なのでやらなくちゃいけないって言うと「覚悟」が違うと思うんですね。※もちろん普段から生徒自身が自分の決めたことを守っているのであれば全然問題なしです。

ですので、家庭でやるのはちょっとハードルが高いのかなとちょっと思ったりします。
また塾は誘惑が少ない環境なので、子供自身も「勉強しなくちゃ」とある程度わかってることも影響してると思います。

生徒の学習についてのご相談は以下よりご連絡ください。

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最後に

昨日のことですが、うちの塾は21時30分に営業終了となります。

ある生徒は残り3問をやったら、自分の目標(やると決めた範囲)に届く中、21時30分になったんですね。

でその時に私が「21時30分過ぎたんでそろそろ終わりにしようか。」みたいな提案をしたんですけれども、その子は「あと3問残ってますよ」って結構意外な答えが返ってきました。
※その子はいつも1時間の勉強をして普通に帰る子だったんで、1時間たったので聞いてみました。

続けて「残り3問やって終わったら帰ります。」といって「全問正解」して帰っていきました。
生徒が変わり、私もうれしくなりました。こういうことの積み重ねで成績が上がるのだと思います。

このように「人は目標が近くにあると結構頑張れる」と私自身学びましたね。

この結果はまたここのホームページ上で掲載していきたいなと思います。多分いけるような気がします。